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他心
「他心〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
他心の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「科学論」より 著者:戸坂潤
科学の「批判」を哲学の主要任務に数えている。尤もH・ポアンカレやベルグソン(其の
他心理学や生理学や社会学からの例は極めて多い)の例でも明らかであるが、「科学の哲....
「長崎の一瞥」より 著者:宮本百合子
何処やら地から生え抜き日本離れのした雰囲気と云い、面白いのだが、私共は或虫、その
他心配で迚も泊る気にはなれなかった。私は旅館の相談|旁々《かたがた》、紹介を得て....
「仏教人生読本」より 著者:岡本かの子
にもなる光明と歓喜にあふれたものになって来るのであります。この状態を、「自利、利
他心平等」と言って、自分をよくし、他人をも同時に同じようによくするのですから、そ....
「年中行事覚書」より 著者:柳田国男
は棄てなければなるまい。そうしてお世辞ではなしに島根のこの会などが比較的多量の利
他心を抱いておられるように私には見える。それで試みに一つ、わが成城地方の産物を輸....