付元気[語句情報] » 付元気

「付元気〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

付元気の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
本州横断 癇癪徒歩旅行」より 著者:押川春浪
だ寝るには早い。イヤ寝るにも毛布《けっと》も蒲団も無いので、一同は焚火を取囲み、付元気《つけげんき》に詩吟するもあり、ズボンボ歌《うた》を唄《うた》うもあり。風....
貧しき人々の群」より 著者:宮本百合子
。 子供等の先達で、村の男共はほとんど皆墓地に集った。多勢一塊りになり、努めて付元気を出しながら嘘であれかしと近寄って見ると、何事だろう! ほんとうに首縊り....
お久美さんと其の周囲」より 著者:宮本百合子
も思案の有るらしい様子で慰めたりしたけれ共、そんなにされるとお久美さんは却って、付元気をして、厭な重三の口を利け掛ける機会も与えない様にせっせと立ち働いた。 ....