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「付景気〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

付景気の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
本州横断 癇癪徒歩旅行」より 著者:押川春浪
疲れ切っているのでグウの音も出ず、時々思い出したように、オイチニ、オイチニなどと付景気《ついげいき》をして進んで行くと、この山中|諸所《ところどころ》の孤村では....
行人」より 著者:夏目漱石
んと脈を打つ氷嚢を見つめて厭《いや》な心持になった。枕元に坐っていればいるほど、付景気《つけげいき》の言葉がだんだん出なくなって来た。 三沢は看護婦に命じて氷....