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付託
「付託〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
付託の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「ペンクラブのパリ大会」より 著者:宮本百合子
や井上勇氏、久米正雄氏などが出席したことが新聞に出ている。その議事日程の中、委員
付託による四つの問題の検討がされている。(A)世界文学に今日のスタイルというべき....
「「壇」の解体」より 著者:中井正一
於ける経済的機構にあるが様である。云わばこれらブローカーへの未組織的集団的圧迫が
付託されている。 かかる経済的機構が評価並に学壇にも支配しているが故に、問題は....
「リズムの構造」より 著者:中井正一
は論法を変えなければならない。 機能性 Funktion の上より、あるいは、
付託統体 Veiweisungsganzheit の立場より論ずるよりも、むしろ....
「抵抗のよりどころ」より 著者:三好十郎
とも、自分がそう考えることも、私は許しません。 文学者は、社会全体からの暗黙の
付託によって生まれ、それへの責任をせおって立っているものです。これは、私の主張や....
「三国志」より 著者:吉川英治
崩ずるにのぞみて、臣によするに大事を以てしたまいぬ。命をうけて以来、夙夜憂歎し、
付託の効あらずして、以て先帝の明を傷つけんことを恐る。故に、五月、濾を渡り、深く....