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付馬
「付馬〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
付馬の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「島原の乱」より 著者:菊池寛
ひしひしと原城をとり囲んだのである。信綱、氏鉄並に、板倉重矩等は中軍を形造り軍目
付馬場利重を熊本勢へ、同牧野|成純を柳川、久留米、島倉の営へ、榊原|職允を佐賀の....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
にほろ/\/\下るは/\」と囃《はや》した。ホニホロはオランダ語らしいからこの腰
付馬《こしつけうま》もオランダ渡来だろうと言われたが、右の引句ばかりではこの装い....
「ロンドン一九二九年」より 著者:宮本百合子
さんの運転手は元気な乗合自動車《オムニバス》の巨大なずうたいに向って彼のエンジン
付馬車をならべ、はからず、労働市場の淘汰見本を現出している。しかし彼ら自身はこれ....
「家なき子」より 著者:楠山正雄
食事をした部屋の外にあるうまやへ連れて言った。そのうまやには荷台まで大きな屋台|
付馬車があった。かれはその一つのドアを開けると中に小さな寝台二つ重なって置いてあ....
「顎十郎捕物帳」より 著者:久生十蘭
ごくざっとしたことだったんです。まるで落語の落《さげ》のようなわけなンで。……金
付馬が鶴岡を出たのが先月の二十二日。伏鐘は江戸にいてちゃんとそれがわかっていた。....