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「仙楽〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

仙楽の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
源氏物語」より 著者:紫式部
詩の筵は開かれたのであった。音楽をする人は紅葉の小枝の濃いの淡いのを冠に挿して海仙楽の合奏を始めた。だれもだれも楽しんでいる中で、宮だけは「いかなれば近江の海ぞ....
層雲峡より大雪山へ」より 著者:大町桂月
の下をつたう。いよいよ鬼神の楼閣の室に入りたる也。右崖一欠したる処に、飛泉懸りて仙楽を奏し、一峡呼応す。世に材木巌の奇少なしとせざれども、天上に楼閣を造り、谷底....