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代ふ
「代ふ〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
代ふの前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「右門捕物帖」より 著者:佐々木味津三
こで才覚いたしましたか、正銘まちがいない小判で三千両持ってまいりましたのでな、手
代ふぜいが、はていぶかしいと思いましたゆえ、もしやと存じましてうちの土蔵を調べま....
「芝刈り」より 著者:寺田寅彦
び過ぎた所から始めるという植物の発育を本位に置いた考案もあった。こんな事にまで現
代ふうの見方を持って来るとすれば、ともかくも科学的に能率をよくするために前にあげ....
「娘煙術師」より 著者:国枝史郎
て痩せぎすである。首なんか今にも抜けそうに長い。
その女|掏摸と並びながら、手
代ふうの若い男が行く。相棒であることはいうまでもない。どこか道化た顔つきである。....
「江戸芸術論」より 著者:永井荷風
すれば容斎楳嶺省亭の三家は浮世絵師として論ずべきものに非ざれば、余はこれを除外し
代ふるに鮮斎永濯《せんさいえいたく》尾形月耕《おがたげっこう》の二人を浮世絵師中....
「鳴門秘帖」より 著者:吉川英治
にはお火消屋敷があるんですからな」 合羽をきた旅の者と、風呂敷づつみを持った手
代ふうの男。どうやら話は火事のことらしい。 「ちょッと伺いますが」 舷へあわた....
「鳴門秘帖」より 著者:吉川英治
ら」 二軒茶屋の床几へ茶代を置いて、こういいながら、あわてて、後を追ってきた手
代ふうの男と、そして、三十がらみの商家の御寮人。 それは、四国屋のお久良と、手....
「三国志」より 著者:吉川英治
その徳を称せられ、高祖のおわすところ必ず二者侍立しておりましたとか。――ゆえに後
代ふたりを以て建業の二功臣とあがめ、高祖皇帝を画けば、必ずその左右に、張良、蕭何....