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「代掻き〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

代掻きの前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
みみずのたはこと」より 著者:徳冨健次郎
か。養蚕教師はまだ廻って来ないか。種籾は如何した。田の荒おこしもせねばならぬ。苗代掻きもせねばならぬ。最早|早生の陸稲も蒔かねばならぬ。何かと云う内、胡瓜、南瓜....
」より 著者:犬田卯
ど。婿の二人や三人貰ってもびくともしねえ位の気持だったど。このちんちくりん奴。」代掻き器械を扱いかねている由次と勝の動作にも同様に腹が立った。 「馬鹿野郎ら、そ....
木綿以前の事」より 著者:柳田国男
、潜水夫という方が追々と多くなった。農業の方でいうと、馬耕牛耕の始まる以前から、代掻き用に大きなマグハが用いられだすと、これをあやつるのはみな男である。販女と謂....
年中行事覚書」より 著者:柳田国男
州などのタナン棒、または田の神さまの腰掛ともとまり木ともいう楊の木は、もう苗代の代掻きの日から立ててあって、固い家では三把の苗を、その田神棒の根もとから採ること....