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仮名遣い
「仮名遣い〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
仮名遣いの前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「御萩と七種粥」より 著者:河上肇
気が済まないのである。 (「河上肇著作集」第9巻、昭和39年、筑摩書房刊。歴史的
仮名遣い。)....
「犬を連れた奥さん」より 著者:神西清
おまけに自ら称するところによると知的な婦人だった。なかなかの読書家で、手紙も改良
仮名遣いで押し通し、良人のこともドミートリイと呼ばずにヂミートリイと呼ぶといった....
「俳人蕪村」より 著者:正岡子規
集のごとく多きは他にその例を見ず。 彼が字句にかかわらざりしは古文法を守らず、
仮名遣いに注意せざりしことにもしるけれど、なおその他にしか思わるるところ多し。一....
「二葉亭余談」より 著者:内田魯庵
の文章論としては随分思切った放胆な議論をしていたが、率ざ自分が筆を執る段となると
仮名遣いから手爾於波、漢字の正訛、熟語の撰択、若い文人が好い加減に創作した出鱈目....
「東洋文化史における仏教の地位」より 著者:高楠順次郎
なければならぬかというと、それはカハラだからカハラと書かなければならぬ、こういう
仮名遣いだから仕方がないというふうに教えられたのであります。が、それは元がカパラ....