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仮想敵国
「仮想敵国〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
仮想敵国の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「国際殺人団の崩壊」より 著者:海野十三
の探知し得た信用の出来る情報です。だが、考えても御覧なさい。×国は三十年も前から
仮想敵国として我国を睨んでいるのです。あらゆる術策が我国に施されてある中に、最も....
「時事雑感」より 著者:寺田寅彦
時国内の耳目を聳動した。問題は一に国防の充実いかんにかかっている。陸海軍当局者が
仮想敵国の襲来を予想して憂慮するのももっともな事である。これと同じように平生地震....
「天災と国防」より 著者:寺田寅彦
はその地理的の位置がきわめて特殊であるために国際的にも特殊な関係が生じいろいろな
仮想敵国に対する特殊な防備の必要を生じると同様に、気象学的地球物理学的にもまたき....
「浮かぶ飛行島」より 著者:海野十三
試運転中の飛行島の艦側に、暗夜の出来事とはいえ、あろうことかあるまいことか、
仮想敵国の日本の潜水艦ホの十三号が、皮肉な護衛をしていたのに誰も気がつかなかった....