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仮条約
「仮条約〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
仮条約の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「戦雲を駆る女怪」より 著者:牧逸馬
ミア》に秘密条約を申し込んでいた。幾|折衝《せっしょう》を重ねたあげく、ようやく
仮条約締結の段まで漕《こ》ぎつける。外務首脳部のほかだれも知らない密約である。カ....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
王攘夷《そんのうじょうい》でしょうよ」 聞えないように呟《つぶや》くのは、安政
仮条約の時代をよく知っているお爺さんです。 「フランスという国で、かくめいという....
「鳴雪自叙伝」より 著者:内藤鳴雪
当時諸外国との関係上、いよいよ横浜を開港場として外国人が住むことになり、幕府では
仮条約を結ぶというので、攘夷党は益々奮激して横浜を襲撃せんと企つる者も出来た。私....
「Moods cashey」より 著者:服部之総
「日本皇帝陛下」と記した例は、一八五五(安政二)年十月十四日長崎で調印された日英
仮条約の前文に、その言葉が用いてあるのでも知れる。したがって、幕府発行の紙幣のこ....