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仲達
「仲達〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
仲達の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
宇津木の石が、どうやら生き返ったわい。よしないことを其方が言うものだから、わしが
仲達《ちゅうたつ》の憂目を見せられる」 二十 この貴公子が、....
「三国志」より 著者:吉川英治
ある。わけて出色な人事と評されたのは、主簿司馬朗の弟で、河内温の人、司馬懿、字を
仲達というものが、文学掾として、登用されたことだった。 その司馬
仲達は、もっぱ....
「三国志」より 著者:吉川英治
しげに罪人は、見物人を見まわした。なんぞはからん、それが楊松であった。 司馬懿
仲達は、中軍の主簿を勤め、この漢中攻略のときも、曹操のそばにあって、従軍していた....
「三国志」より 著者:吉川英治
会議でも、関羽の名を恐れおびえた人々は、早くも魏王宮の遷都説まで叫んだが、司馬懿
仲達が立って、その不可を論じ、 「要するに、こんどの大敗は、魏軍が弱かったのでは....
「三国志」より 著者:吉川英治
いうのか。叡帝は忌憚なくそれを薦げよといった。 「その人とはほかならぬかの司馬懿
仲達であります。先年、敵の反間に乗せられ給い、市井の流言を信じて彼をご追放になり....
「三国志」より 著者:吉川英治
後もなお国を守っていたためであったといっても過言ではあるまい。 頼山陽の題詩「
仲達、武侯の営址を観る図に題す」に、山陽はこういっている。 ――公論ハ敵|讐ヨ....