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任命
「任命〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
任命の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「少年」より 著者:芥川竜之介
んしょうぎ》の画札である。川島は彼等に一枚ずつその画札を渡しながら、四人の部下を
任命(?)した。ここにその
任命を公表すれば、桶屋《おけや》の子の平松《ひらまつ》....
「国際殺人団の崩壊」より 著者:海野十三
面があって、椋島技師は、国際殺人団の探索に当るために、剣山陸軍大臣直属のスパイを
任命された。彼はそのために、如何なる場合もこの目的のために一命を抛うって努力する....
「海野十三敗戦日記」より 著者:海野十三
ー総統はベルリンに於ける戦闘指揮の位置に於いて死去し、後任としてデーニッツ提督を
任命したという。 その新総統はハンブルグから全国に放送し、共産主義に対する戦争....
「金属人間」より 著者:海野十三
上に怪魔がいるというのか」 長戸検事は今は金属Q捜査隊長《そうさたいちょう》に
任命せられていたので、これを聞くとただちにぜんぶの隊員へ放送した。 「手配中の犯....
「恐竜島」より 著者:海野十三
》な飾《かざ》りものを処分しよう。死者《ししゃ》の霊《れい》をあつかう役目に僕を
任命していただければ、光栄だ」 「よろしい、張君、君は残れ、それからラツール、君....
「爆薬の花籠」より 著者:海野十三
破壊することが、最高会議で決められた。そして本部の大司令は、ターネフを極東首領に
任命し、こんど日本へ特派することになったのだ。 極東首領ターネフ。彼はこの二十....
「火星兵団」より 著者:海野十三
」
「そんなはずはない。国王は、おれと相談のうえでなければ、すべての火星兵団員の
任命や免職は、できないことになっているのだ。ましてや、このおれを免職するなんて、....
「怪塔王」より 著者:海野十三
ならぬことは、秘密艦隊というものが編成されたことです。この司令官には、池上少将が
任命されましたが、この秘密艦隊は、それこそまったくの極秘のうちにつくられたので、....
「太平洋魔城」より 著者:海野十三
まっぴらだ。おれはおれの実力で自由行動をとる。あたらしい副司令には、太刀川時夫を
任命したがいいだろう」 「なにをいうんだ。リーロフ、少し口がすぎるぞ、貴様は、明....
「浮かぶ飛行島」より 著者:海野十三
設団長――いや、七日前に本国からの電信により、あらたに極東艦隊飛行島戦隊司令官に
任命されたリット少将は、なぜそんなに機嫌がよいのであろう? 実は、これには深い....
「ファラデーの伝」より 著者:愛知敬一
れ、かつ協会の賛助員となられ、ウインチルシー伯が会長となり、教授にはガーネットが
任命され、家を買ったり、器械を備えつけることなどの世話は、ルムフォード伯がやった....
「二葉亭四迷の一生」より 著者:内田魯庵
四百名の学生を養うて清国警察を補充し、啻に学堂教務を統ぶるのみならず学堂出身者の
任命の詮衡及び進退|黜陟等総てを委任するという重い権限で監督に任じた。当時の(あ....
「浅沼稲次郎の三つの代表的演説」より 著者:浅沼稲次郎
を組織すること四回であります。その期間五年六カ月に及んでおります。そうして、その
任命せる大臣六十余名、延べ百三十余名といわれ、吉田総理のワン・マンぶりは徹底して....
「古事記」より 著者:太安万侶
うである。―― ここに山部《やまべ》の連|小楯《おだて》が播磨の國の長官に
任命されました時に、この國の人民のシジムの家の新築祝いに參りました。そこで盛んに....
「戦争史大観」より 著者:石原莞爾
して最善の方式ではないが止むを得ない。ローマ共和国時代は、戦争の場合独裁者を臨時
任命してこの不利を補わんとした事はなかなか興味ある事である。 ドイツ、ロシヤ等....