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伊原青々園
「伊原青々園〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
伊原青々園の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「大衆文芸作法」より 著者:直木三十五
のであるが、震災以後に於ても、本田美禅、岡本綺堂、前田曙山、江見水蔭、渡辺黙禅、
伊原青々園、松田|竹嶋人《たけのしまびと》と云うような人達が通俗小説を相変らず発....
「山本有三氏の境地」より 著者:宮本百合子
。八月、足尾銅山に遊び、処女作「穴」(一幕物)を書く。この作品は川村花菱氏を通じ
伊原青々園の『歌舞伎』にのせられた。 一九一一年。名古屋の或る素人劇団によって....
「生前身後の事」より 著者:中里介山
、そこへ余輩の「高野の義人」に眼をつけたのが高田実であった、何かのはずみに社中の
伊原青々園氏に向ってこれを演《や》りたいものだと高田が云い出した、ということを余....
「松井須磨子」より 著者:長谷川時雨
《げじょ》が焚《た》きつけはじめていたということである。坪内《つぼうち》先生と、
伊原青々園《いはらせいせいえん》氏と、親類二名へあてた遺書四通を書きおわったのは....
「役者の一生」より 著者:折口信夫
が大阪へ行った理由をあらわに言い立てるのはまずいという遠慮もあったかも知れぬが、
伊原青々園の仮名屋小梅(花井お梅)を源之助は自分で演じている。しかもこの事件が、....
「明治演劇年表」より 著者:岡本綺堂
田川」、チェホフ作「犬」。 ○六月、歌舞伎座にて市川女寅が六代目門之助を襲名し、
伊原青々園作「出雲の阿国」を勤む。 ○九月、明治座にて先代左団次七回忌追善興行。....