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伊藤痴遊
「伊藤痴遊〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
伊藤痴遊の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「銀座アルプス」より 著者:寺田寅彦
さな桶形の容器の中から鮓をつまんでいたりした。西裏通りへんの別の寄席へも行った。
伊藤痴遊であったかと思う、若いのに漆黒の頬髯をはやした新講談師が、維新時代の実歴....
「赤旗事件の回顧」より 著者:堺利彦
の夢に遊んでみる。 神田錦町の錦輝館(きんきかん)の二階の広間、正面の舞台には
伊藤痴遊君が着席して、明智光秀の本能寺襲撃か何かの講演をやってる。それに聞きほれ....
「勧善懲悪」より 著者:織田作之助
葉つきを嗤われながら、そこで三月、やがて自由党の壮士の群れに投じて、川上音次郎、
伊藤痴遊等の演説行に加わり、各地を遍歴した……と、こう言うと、体裁は良いが、本当....
「随筆 寄席囃子」より 著者:正岡容
だろうか。 とまれ、小田原の春を待つ日はしずかである」 馬楽地蔵 「
伊藤痴遊大人『講談落語界』編集の砌《みぎり》といわば、大正四、五年頃なるらんか。....
「我が円朝研究」より 著者:正岡容
ひとつ晩と意味なく飴のごとくに物語を延びさせてしまったものではなかろうか。現に故
伊藤痴遊氏のごとき荒木又右衛門をして伊賀の上野に三十六番斬を演ぜしめたは、当の又....
「私の履歴書」より 著者:浅沼稲次郎
って第三区ははじめての選挙区ではあり、相手には頼母木桂吉、安藤正純、田川大吉郎、
伊藤痴遊というそうそうたる人がひかえている。京橋、日本橋、浅草はまさに東京のヘソ....