伏せ籠[語句情報] » 伏せ籠

「伏せ籠〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

伏せ籠の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
半七捕物帳」より 著者:岡本綺堂
かは無いので、手早く羽織をぬいで鶏にかぶせると、店の者も駈け寄った。男のひとりは伏せ籠を持って来て、暴れ狂う鶏をどうにか斯うにか押し込んだが、かれはその籠を破ろ....
桜花を詠める句」より 著者:杉田久女
、桜明りとは面白くよみ出でたものである。 花人を棹に堰き舟出でにけり みどり女伏せ籠の雛にかゞみぬ花吹雪 同 花見の人を乗りこぼれるほどのせた渡舟が、尚も....