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伏拝み
「伏拝み〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
伏拝みの前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「政談月の鏡」より 著者:三遊亭円朝
い様に多分にお金を下すった事か、あゝー……私の為には神さま……」 と手を合せて
伏拝み何所《どこ》の人だか知りませんから心の中《うち》で頻《しき》りと礼を云い、....
「売色鴨南蛮」より 著者:泉鏡花
延命、学問、学校、心願成就。」 と、手よりも濡れた瞳を閉じて、頸白く、御堂をば
伏拝み、 「一口めしあがれ、……気を静めて――私も。」 と柄杓を重げに口にした....
「政談十二社」より 著者:泉鏡花
まする。 誰のお庇だ、これも兄者人の御守護のせい何ぞ恩返しを、と神様あつかい、
伏拝みましてね、」 と婆さんは掌を合せて見せ、 「一年、やっぱりその五月雨の晩....