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休止状態
「休止状態〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
休止状態の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「災難雑考」より 著者:寺田寅彦
傷者を出す程度のが起こっている。平均で言えば三年半に一回の割である。それが五年も
休止状態にあったのであるから、そろそろまた一つぐらいはかなりなのが台湾じゅうのど....
「田舎がえり」より 著者:林芙美子
まざまなものが生々と浮んで来る。その当時の苦痛がかえってはっきり心に写って来る。
休止状態にあったみじめな生活が、海の上に浮んで来る。わたしは昔のおもい出で、窒息....
「純粋経済学要論」より 著者:手塚寿郎
土地、道路・街路・運河・鉄路として用いられる土地などは、この範疇に属する。冬季中
休止状態にある庭園も、公園も、夏にはまた緑色となって、再び花が開く。今年生産物を....
「遠藤(岩野)清子」より 著者:長谷川時雨
中へたつのは、多少とも死もの狂いであるのと同様、先覚者《さきのひとたち》も決して
休止状態でいるのではない。おなじ時代を歩んでいるのではあるが、まあ、なんと、今日....