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休講
「休講〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
休講の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「死までを語る」より 著者:直木三十五
な先生のあんな講義で、四円五十銭もとるのは、高すぎる) 島村抱月先生は、何故か
休講、坪内先生も二回聞いたきり、相馬御風氏が、文学を講じる外、片上先生、吉江先生....
「無系統虎列剌」より 著者:夢野久作
いい加減にあしらうものらしいんだ。 そこで吾輩は止むを得ず、その翌日の土曜日の
休講を利用して、ブラリとB町の西木家へ出張してみた。M内科部長の温情に敬意を払っ....
「獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
木、土(二十九日)で八月十五日ごろまで休みです。仕事の都合ではじめの火曜日だけは
休講にしようかとも、考え中です。図書館に行くひまがないので。『文芸』の締切りは早....
「立枯れ」より 著者:豊島与志雄
なかった。ただ懶く、暫くはどうにもならないという気持から、学校の方へは向う一週間
休講の電話をかけさしておいた。 その電話が、三谷政子を心配さしたらしかった。彼....
「大鵬のゆくえ」より 著者:国枝史郎
守の狂歌であるがこんな洒落気もあった人物で、そうかと思うと何かの都合で林大学頭が
休講した際には代わって経書を講じたというから学問の深さも推察される。 「さあ方々....