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会本
「会本〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
会本の前後の文節・文章を表示しています。該当する10件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「少女地獄」より 著者:夢野久作
すか」 「僕だ、僕だ……」 私はホッとしながら振り向いた。 「お電話です。民友
会本部から……」 「民友
会本部……何と言う人だ」 「どなたかわかりませんが、横浜....
「渋江抽斎」より 著者:森鴎外
また後に五弓雪窓がこの文を『事実文編』巻の七十二に収めているのを知った。国書刊行
会本を閲するに、誤脱はないようである。ただ「撰経籍訪古志」に訓点を施して、経籍を....
「今日の日本の文化問題」より 著者:宮本百合子
委員会であるから行政施行法によって政府の掣肘をうけなければならないとすれば、委員
会本来の性格は失われる。教育委員会法にしろその規定に従えば、現在決して民主的では....
「世界の一環としての日本」より 著者:戸坂潤
機関説排撃(三五年四月)に際して、気勢を揚げた尤なるものの一つも亦、帝国在郷軍人
会本部が偕行社記事録として発行したパンフレット「大日本帝国憲法の解釈」に関する見....
「社会時評」より 著者:戸坂潤
である。 陸海軍の青年将校や士官候補生が、犬養首相を××××、警視庁や立憲政友
会本部や日本銀行を襲撃したとか、又常人側の行動隊が変電所を襲ったとかいうような報....
「樋口一葉」より 著者:長谷川時雨
、謹厳深《つつしみぶか》い胸に問いつ答えつして、様々に思い悩んだ末に、天啓顕真術
会本部を訪れようとしていたのであった。 黒塀《くろべい》の、欅《けやき》の植込....
「私はかうして死んだ!」より 著者:平林初之輔
なびっくりで、すっかり話してくれた。 それによると玉村は、本郷××町の立憲××
会本郷支部という看板のかかった家の前で車を下りて、たしかにその家の中へはいったと....
「白い道」より 著者:徳永直
での東京からはまだ大学生の田門武雄や、卒業して間がない三輪寿蔵や、赤松克馬や新人
会本部の連中がやってきた。彼らはサンジカリズムないしアナルコサンジカリズムの思想....
「随筆 宮本武蔵」より 著者:吉川英治
監物宛の同型の物などは、書簡と見るわけにはゆかないし、それを除いては、従来、顕彰
会本にも、各所で行われた遺墨展でも、書簡は一通も発見された例しがない。――強いて....
「小説のタネ」より 著者:吉川英治
も史料といっては、ほとんど少く、空想が大部分です。熊本で出版された「宮本武蔵顕彰
会本」「小倉碑文」それらをあわせても、ほんとの史実は、漢文なら百行とはありません....