会者定離[語句情報] » 会者定離

「会者定離〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

会者定離の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
出家とその弟子」より 著者:倉田百三
せんねんまんねんいきても、一たびは老いたるも、若きも、しなでかなわぬものにて候。会者定離は人間の習いなれば、たれになごりか惜しき……(親鸞を見る)わたしもうよし....
般若心経講義」より 著者:高神覚昇
よって来る、と聞けば、なるほど、全くその通りだ、と思います。「諸行無常」だの、「会者定離」だのと聞けば、なるほどそれに違いないとうなずかれます。しかしです、そう....
取返し物語」より 著者:岡本かの子
衛『わしとても同じ想いだ。然しお上人さまがよう言わるる此の世のさまは、生者必滅、会者定離。たとえ表向き夫婦となって、共白髪まで添い遂げようとしても、無常の風に誘....