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「估価〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

估価の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
備忘録」より 著者:寺田寅彦
跡の少ないものであって、こだわりのない叙述の奥に隠れた純真なものがあらゆる批判や估価を超越して直接に人を動かすのではないかと思う。そしてそれは死生の境に出入する....
連句雑俎」より 著者:寺田寅彦
えそういう詩形の存在を概念的に知っていたとしてもほんとうにその内容を理解し正当に估価《こか》し得たであろうという事はほとんど不可能であると思われる。 西洋人が....
科学に志す人へ」より 著者:寺田寅彦
な研究仕事を手伝わされたことがどんなに仕合せであったかということを、本当に十分に估価し玩味するためにはその後の三十年の体験が必要であったのである。 たしか三年....
アインシュタイン」より 著者:寺田寅彦
しない人には容易に食い付けない。それで彼の仕事を正当に理解し、彼のえらさを如実に估価するには、一通りの数学的素養のある人でもちょっと骨が折れる。 到底分らない....