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「似非者〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

似非者の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
宮本武蔵」より 著者:吉川英治
りだ。ようし、おれはその向うに廻ってやろう。くそ勉強して、窮屈をしのんで、そんな似非者のお仲間入りは真っ平だ。悪人というならいえ。おれはその悪方へ廻って、一生涯....
私本太平記」より 著者:吉川英治
めずらしかろう。――世の名利を、あさましいなどといって、隠者めかしておるその類の似非者は、世間往々あるものだ」 と、俊基は手きびしい。 もっとも、彼のような....