位の山[語句情報] » 位の山

「位の山〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

位の山の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
食道楽」より 著者:村井弦斎
た山葵と蜜柑の実ばかりとを入れて掻《か》き交《ま》ぜたのです。上等にしますと三寸位の山葵なら一合の沸湯《にえゆ》を注《つ》いで、固く蓋《ふた》をしておく事が一時....
チベット旅行記」より 著者:河口慧海
すと、よくその湖の水面が見えました。 マナサルワ湖とラクガル湖との間には幅一里位の山が垣のように峙って両湖が限られて居るです。で山のある部分は谷になって居りま....
食道楽」より 著者:村井弦斎
好《い》い加減《かげん》と思うほどに入れてまた暫《しばら》く煮詰めます。別に三寸位の山葵《わさび》一本を細く刻んで深いものへ入れて熱湯一合を注《つ》いで匂いの抜....
由布院行」より 著者:中谷宇吉郎
た盆地の中で、九州でも「五箇荘《ごかのしょう》か、由布院か」といってからかわれる位の山の中なのである。 比較的|空《す》いた下《しも》ノ関《せき》行《ゆき》の....
九谷焼」より 著者:中谷宇吉郎
った所にある山間の僻地《へきち》で、今でもよほどの物好《ものずき》でないと行けぬ位の山奥である。今は一村五十戸位の小さい村で、炭焼を生活として、九谷焼とは何の関....