位山[語句情報] » 位山

「位山〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

位山の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
夜明け前」より 著者:島崎藤村
読みさして、水無川ともいい水無瀬川ともいう河原の方に思いをはせ、宮峠のふもとから位山を望む位置にあるという山里の深さにも思いをはせた。半蔵は水無神社から一町ほど....
十二支考」より 著者:南方熊楠
禄三年(欧州人始めて日本へ渡来した年より十三年前)五月十一日、飾磨《しかま》郡増位山随願寺の会式《えしき》で僧俗集まり宴|酣《たけなわ》なる時、薬師寺の児《ちご....
安吾の新日本地理」より 著者:坂口安吾
をさずくべき神がこの山の主で、身体が一ツで顔が二ツ、手足四ツの両面四手という人が位山の主である。彼は雲の波をわけ、天ツ舟にのってこの山に来て神武天皇に位をさずけ....
黒田如水」より 著者:吉川英治
を」 「くれるというのか。うム……姫路か」 「海路の便もよし、うしろは書写山、増位山を負い、城下の河川、街道の往還、申し分はありません」 「官兵衛。お国自慢だの....