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住み憂い
「住み憂い〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
住み憂いの前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「星座」より 著者:有島武郎
胸の奥に何かなしに淋しいほほ笑みを感じた。そしてまた溜息が出た。
どこもここも
住み憂い所のようにこのごろ清逸は感ずるのだった。札幌にいて、入らざる費用をかけて....
「みみずのたはこと」より 著者:徳冨健次郎
る。慈悲柔和にこ/\した地蔵様が出て来て慰めて下さらずば、賽の河原は、実に情無い
住み憂い場所ではあるまいか。旅は道づれ世は情、我儕は情によって生きることが出来る....