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「佐藤〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

佐藤の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
文放古」より 著者:芥川竜之介
雄《くめまさお》、武者小路実篤《むしゃのこうじさねあつ》、里見※《さとみとん》、佐藤春夫《さとうはるお》、吉田絃二郎《よしだげんじろう》、野上弥生《のがみやよい....
不思議な島」より 著者:芥川竜之介
た通りである。こう云う老人は日本は勿論《もちろん》、西洋にも今は一人もあるまい。佐藤春夫《さとうはるお》にでも紹介してやったら、さぞ珍重《ちんちょう》することで....
カインの末裔」より 著者:有島武郎
小屋から一町ほど離れて、K村から倶知安《くっちゃん》に通う道路添《みちぞ》いに、佐藤与十という小作人の小屋があった。与十という男は小柄で顔色も青く、何年たっても....
半七捕物帳」より 著者:岡本綺堂
抵のところは見当が付きましたよ。お尋《たず》ね者のお亀はお近と名を変えて、音羽の佐藤孫四郎という旗本屋敷に巣を作っているんです」 「佐藤孫四郎……。小ッ旗本だろ....
海野十三敗戦日記」より 著者:海野十三
んことを! ◯夕刻七時のニュース放送。「ソ連モロトフ人民委員は昨夜モスクワ駐在の佐藤大使に対し、ソ連は九日より対日戦闘状態に入る旨の伝達方を要請した」由。事はか....
自叙伝」より 著者:大杉栄
はいって来た。西洋画のあの中村彝君がそれだ。 また、同じ寝室で、僕よりも右翼に佐藤というのと河野というのとがいた。どちらも、武揚学校という名古屋での陸軍予備校....
ルバイヤート」より 著者:小川亮作
有明調の文語体で翻訳したが(解説二、「ルバイヤートについて」の項参照)、その後|佐藤春夫氏のすすめにより口語体に改めた。同氏の御親切に対して深謝するものである。....
佐藤春夫氏の事」より 著者:芥川竜之介
一、佐藤春夫は詩人なり、何よりも先に詩人なり。或は誰よりも先にと云えるかも知れず。 ....
妖怪学」より 著者:井上円了
を称し、大塩の本田忠勝を慕って平八郎と名のりしも、同一の理由による。今日、伊藤、佐藤など唱うるも、畢竟、藤氏の盛んなるに当たり、これより分かれたるものにあらずん....
明治劇談 ランプの下にて」より 著者:岡本綺堂
郷座の新派劇だけであった。ここは川上音二郎と貞奴の夫妻を主脳として、藤沢浅二郎、佐藤歳三、児島文衛、中村信近などの一座で、十一月には「ハムレット」の翻案物を上演....
越年」より 著者:岡本かの子
ら憚りながら一臂の力を貸す決心でいるんだからね」 山岸の提言に他の社員たちも、佐藤加奈江を仇討ちに出る壮美な女剣客のようにはやし立てた。 「うん俺達も、銀ブラ....
私の履歴書」より 著者:浅沼稲次郎
その時、私の前に立ちふさがり、私をかばってくれたのが五尺八寸、二十数貫という巨漢佐藤清吉君であった。佐藤君は相撲取りをしたことがあり、力があるので指揮者の警部補....
笑わなかった少年」より 著者:小川未明
生徒たちも、みんなだまって、おとなしくきいていました。そのつぎに、さされたのは、佐藤でありました。佐藤が、立ちあがると、みんなは、どんなことをいうだろうかと、彼....
戦争史大観」より 著者:石原莞爾
漢口時代の大部分を費やしたのであった。当時、日本の国防論として最高権威と目された佐藤鉄太郎中将の『帝国国防史論』も一読した。この史論は、明治以後に日本人によって....
芝、麻布」より 著者:小山内薫
持たせて、講義なぞは好い加減にして早く飲みに来いといってよこした。その学生が今の佐藤春夫だった。 私は新佃の下宿から、下渋谷伊達跡の岡田三郎助のところへ移り、....