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佐藤春夫
「佐藤春夫〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
佐藤春夫の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「文放古」より 著者:芥川竜之介
雄《くめまさお》、武者小路実篤《むしゃのこうじさねあつ》、里見※《さとみとん》、
佐藤春夫《さとうはるお》、吉田絃二郎《よしだげんじろう》、野上弥生《のがみやよい....
「不思議な島」より 著者:芥川竜之介
た通りである。こう云う老人は日本は勿論《もちろん》、西洋にも今は一人もあるまい。
佐藤春夫《さとうはるお》にでも紹介してやったら、さぞ珍重《ちんちょう》することで....
「HUMAN LOST」より 著者:太宰治
。 いい薬になりました。 四日。 「梨花《りか》一枝。」 改造十一月号所載、
佐藤春夫作「芥川賞」を読み、だらしない作品と存じました。それ故に、また、類《たぐ....
「虚構の春」より 著者:太宰治
い。碁ひとつ打てん。つけられた槍《やり》だ。いつでもお相手するが、しかし、君は、
佐藤春夫ほどのこともない。僕は、あの男のためには春夫論を書いた。けれども、君に対....
「めくら草紙」より 著者:太宰治
、げんざい精出して居るじゃないか。肩身のせまい思い、無し。)精米の機械の音。」「
佐藤春夫曰く、悪趣味の極端。したがってここでは、誇張されたるものの美が、もくろま....
「秋の暈」より 著者:織田作之助
しまったが、ここの油屋は昔の宿場の本陣そのままの姿を残し、堀辰雄氏、室生犀星氏、
佐藤春夫氏その他多くの作家が好んでこの油屋へ泊りに来て、ことに堀辰雄氏などは一年....
「ルバイヤート」より 著者:小川亮作
有明調の文語体で翻訳したが(解説二、「ルバイヤートについて」の項参照)、その後|
佐藤春夫氏のすすめにより口語体に改めた。同氏の御親切に対して深謝するものである。....
「スポーツ・文学・政治」より 著者:坂口安吾
からあれじゃだめだよ。ヒラメクような才能はあるが、どれひとつ完成されたのがない。
佐藤春夫氏も同意見だった。大岡昇平の『俘虜記』は好みからいうときらいだ。小林秀雄....
「推理小説論」より 著者:坂口安吾
あって、バルザックやドストエフスキーはこういう手法の名手でもあった。谷崎、芥川、
佐藤春夫なども、小型ではあるが、この技法を縦横に使いこなしている。だいたい小説に....
「我が人生観」より 著者:坂口安吾
は、それだけだ、と、なさけない限度を心得ているからである。 芥川賞の委員会で、
佐藤春夫さん、岸田国士さんの選者ぶりが、一番私にはおもしろい。お二人ともリリック....
「佐藤春夫氏の事」より 著者:芥川竜之介
一、
佐藤春夫は詩人なり、何よりも先に詩人なり。或は誰よりも先にと云えるかも知れず。 ....
「悲しい新風」より 著者:坂口安吾
悲しい新風 坂口安吾 過去の文士の論争がどんな風に行われたかということについて私は不案内であるが、
佐藤春夫、河盛好蔵両先生の大論争には新時代風があると思った。 河盛先生の結論と....
「安吾人生案内」より 著者:坂口安吾
摘したり批判したり、しやすいようだ。来月からは、そういうものをやることにします。
佐藤春夫、河盛好蔵両先生の大合戦の如きは(文学界二三月号)、期せずして両先生の稀....
「人の首」より 著者:高村光太郎
ものがある。若い詩人にも好い首があるが今は書くまい。文学家の方には益知人が無い。
佐藤春夫氏は彼の無名時代に肖像を画いたのがあるので知っている。彼の首には秀抜な組....
「芝、麻布」より 著者:小山内薫
持たせて、講義なぞは好い加減にして早く飲みに来いといってよこした。その学生が今の
佐藤春夫だった。 私は新佃の下宿から、下渋谷伊達跡の岡田三郎助のところへ移り、....