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体が空
「体が空〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
体が空の前後の文節・文章を表示しています。該当する14件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「鞄らしくない鞄」より 著者:海野十三
さあ、わしには分らんね、全く……」 「万一に考えられることは、特別の浮力です。物
体が空気の中にあるために、自分が排除《はいじょ》する容積だけの空気の重量に等しい....
「空気男」より 著者:海野十三
明したもので、効き目は青い器械よりは強い代りに欠点があった。 それは、飲めば身
体が空気と同じようにフワフワになってしまうことだった。青い器械の方ならば、姿こそ....
「雨」より 著者:織田作之助
ず体が堅くなり、石鹸と化粧料の匂いの沁みこんだ手が顔の筋肉をつまみあげるたびに、
体が空を飛び、軽部を想いだした。 そのようなお君にそこの職人の村田は商売だから....
「青春の逆説」より 著者:織田作之助
ず体が堅くなり、石鹸と化粧料の匂いのしみ込んだ手が顔の筋肉をつまみあげるたびに、
体が空を飛び、軽部を想い出した。 そのようなお君に、そこの職人の村田は商売だか....
「災難雑考」より 著者:寺田寅彦
いうのが九州の上空で悪天候のために針路を失して山中に迷い込み、どうしたわけか、機
体が空中で分解してばらばらになって林中に墜落した事件について、その事故を徹底的に....
「日本イデオロギー論」より 著者:戸坂潤
ているが(「存じています」・「存続」・「危急存亡の秋」・等)、「在」の方は人間主
体が空間的に一定場所を占めることを意味している(「在宅」・「在郷軍人」・「不在地....
「澪標」より 著者:外村繁
情に過ぎた。 戦争が漸く激しくなり、性生活どころではない。以来、数年間、生活全
体が空白に等しい。 昭和二十三年、私が四十七の時のことである。突然、とく子が倒....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
らない。読者は倦《う》むとも著者は倦まない、精力の自信も変らない。 今や世界全
体が空前の戦国状態に落ちている。日本に於ても内政的に新体制のことが考えられている....
「女肉を料理する男」より 著者:牧逸馬
れなかった霧が、夕方ちょっと氷雨《ひさめ》に変わったりして、その晩はことに黒い液
体が空間に流れ罩《こ》めたような、湿った暗夜だった。が、新聞町フリイト街からは、....
「その年」より 著者:宮本百合子
三年ばかり前に源一が入営中働いていた友三という運転手が、最近トラックの徴発で
体が空いた。もし今井で使って貰えればと、ハガキをよこしているのであった。 広治....
「日は輝けり」より 著者:宮本百合子
いや、また今度にしよう! ね?」 「駄目だよ、今度だって、そんなにいつも早く俺の
体が空かねえよ。来て見なよ、すぐだからさ、いやかい? そうじゃなかろう、来いって....
「食道楽」より 著者:村井弦斎
つもり。中川|打笑《うちわら》い「空気枕と鳥の身体《からだ》とは訳が違う。鳥の身
体が空気枕の様《よう》に膨らんでいれば誰にでも直ぐその奸策《かんさく》を見付けら....
「ドグラ・マグラ」より 著者:夢野久作
、又もフラフラとなりかけたように思った。大|卓子に両手を支えて立っている自分の身
体が空気と一緒に散り薄れて、あとにはただ眼の球だけが消え残ってシッカリと正木博士....
「上海」より 著者:横光利一
こでは、一人の肉体はいかに無為無職のものと雖も、ただ漫然といることでさえ、その肉
体が空間を占めている以上、ロシヤ人を除いては愛国心の現れとなって活動しているのと....