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「体側〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

体側の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
辞典」より 著者:戸坂潤
々の形で相当広く行われている(例えばドイツ西南学派)。併し之は科学の単なる研究主体側の主観に由来する研究方法だけを目標として科学を分類することを意味するので、一....
岩魚」より 著者:佐藤垢石
を持っているので区別されるのである。殊に背の鱗は青銀色に、腹の方の膚は白銀色に、体側には両面の肩から尾筒に至まで、朱く輝く瑠璃色の斑点を鏤めたように浮かせ、あま....
魔味洗心」より 著者:佐藤垢石
下手あたりから上流には、日本一の山女魚が棲んでいるのである。青く銀色に冴えた肌、体側に、正しく十三個ならんだ紫ぼかしの小判形の斑点、頭のてっぺんにつけた円らかな....
木の葉山女魚」より 著者:佐藤垢石
色も変わらず肉も落ちず、青色の鱗の底に紫色の光沢を浮かべて活発に泳ぎ回っている。体側に並んだ小判型の斑点は、その麗谷に一層の美を添えているかのように見えるのであ....