体長[語句情報] »
体長
「体長〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
体長の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「十二支考」より 著者:南方熊楠
蛇と別つ事はならぬ。されば過去世のピゾノモルファ(擬蟒蛇《うわばみもどき》)など
体長きこと蟒蛇に逼《せま》りながら確かに肢を具えていた。さて※蛇《ボイダエ》群の....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
かしワリスの『巫来《マレー》群島記』(一八八三年板、一三三頁)に、スマトラに多い
体長く痩《や》せ、尾甚だ長いセムノビテクス属の猴二種は、随分大胆で土人を糸瓜《へ....
「或る素描」より 著者:豊島与志雄
ていった。 学生監と教務主任とに逢って、私は前述のような話を聞いたのだった。大
体長谷部から聞いた通りで、ただ、彼女が指輪を喜んで受取ったと否との点だけが違って....
「老狸伝」より 著者:佐藤垢石
して、食べたいと思う。 動物図鑑によると、狸は本州、四国、九州に産するとある。
体長は五百三十ミリ内外、尾の長さは百七十ミリ内外で、体は狐よりも小さく、前肢も後....
「にらみ鯛 」より 著者:佐藤垢石
つき代銀四分一厘。これは鯛の目の端に曲尺を当て、尾筒のところの鱗三枚を余して魚の
体長をはかるのであった。蛤は一箇の代銀二厘六毛、貝の縦の長さ二寸が標準であった。....
「「ケット」と「マット」」より 著者:喜田貞吉
。 なおケットの人の風采について、かつて親しくこの地を踏査した医師の某君は、身
体長大、色白く、眼は青味を帯び、毛多く、頬骨が秀でていると語った。承和元年の太政....
「イグアノドンの唄」より 著者:中谷宇吉郎
哩《マイル》の海底から、トロール網にかかって、不思議な魚が揚《あが》って来た。全
体長一|米《メートル》半、目方七十五|瓩《キロ》の大きい魚で、全身は青色に輝いた....