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余所見
「余所見〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
余所見の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「明暗」より 著者:夏目漱石
足の停《と》まった所から、二人の模様を注意して観察する事ができた。二人はけっして
余所見《よそみ》をしなかった。顔と顔を向き合せたまま、いつまでも同じ姿勢を崩《く....
「源氏物語」より 著者:紫式部
の鹿の声にも劣らぬ哀音です。 というのである。 風流遊びに身を入れ過ぎるのも
余所見がよろしくない、父宮がついておいでになるというのを力にして、今まではそうし....
「ファウスト」より 著者:ゲーテヨハン・ヴォルフガング・フォン
通じたいと存じます。
メフィストフェレス
それは至極のお考だ。
しかし
余所見をしては行けませんよ。
学生
それは体をも魂をも委ねて遣ります。
....