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使い水
「使い水〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
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検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「みみずのたはこと」より 著者:徳冨健次郎
意になって吹聴したが、其れは赤子の時から飲み馴れたせいで、大した水でもなかった。
使い水は兎に角、飲料水だけは他に求めねばならぬ。
家から五丁程西に当って、品川....
「鳴門秘帖」より 著者:吉川英治
加減に、お獅子の二人は後先に、トボトボ歩いてゆくのである。 文字どおりな鉄漿の
使い水や、風呂の垢や、台の物の洗い流しや、あらゆる廓の醜悪がこの下水へ流れこんで....