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供僧
「供僧〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
供僧の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「鼻」より 著者:芥川竜之介
云うのは、もと震旦《しんたん》から渡って来た男で、当時は長楽寺《ちょうらくじ》の
供僧《ぐそう》になっていたのである。
内供は、いつものように、鼻などは気にかけ....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
顧の愛想を道誉に残して行ってしまった。 その姿は、一団の騎馬にくるまれ、徒歩の
供僧やら武士やら百人以上な大列だった。それが朱雀大路もせましと辺りを払ってゆくさ....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
山上の吉水院をあてて、そのまま、 吉野朝廷 としていた。 そこは、蔵王堂の
供僧坊とよぶ小院で、やや下がりかけた崖に倚って、一面は谷に臨み、いつも下へ落ちて....
「俗法師考」より 著者:喜田貞吉
の他人夫として役せられていた。『東寺執行日記』貞治元年正月二十五日条に、 之由、
供僧執行一揆記。 また貞治二年八月二十三日条に、 了。 などある。いわゆる散....