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「依願〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

依願の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
白蟻」より 著者:小栗虫太郎
》陰火之立昇依而《いんかのたちのぼるによって》文政十一年十一月十四日騎西熊次郎|依願祭之《ねがいによってこれをまつる》』という以上の一文によっても明らかであるが....
乱世」より 著者:菊池寛
山藩の手を通して、桑名藩にいたされた。文面は、次の通りであった。 先般松平越中守依願帰国被仰候処|豈料ラン闕下ニ向ツテ発砲始末全ク反逆顕然不得止速ニ桑城退治ノ折....
ノンシャラン道中記」より 著者:久生十蘭
れの弘願ぞ円満せざらん。ここに一念発起したコン吉が、詩神《アポロン》の大威業力に依願し、前掲の拙劣なる短詩をコントラ・バスの伴奏にのせ、日ごと毎日わびしげに独唱....