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俑
「俑〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
俑の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「一円本流行の害毒と其裏面談」より 著者:宮武外骨
っても 円本出版社の罪大なり と叫ばねばならない所であろう、憎むべし、呪うべし、
俑を作る者は後なしとや、円本出版屋の開祖某、近頃財難との風説がある、冥罰のあたり....
「牡丹灯記」より 著者:田中貢太郎
は、 伏して念う、某、殺青を骨となし、染素を胎と成し、墳※に埋蔵せらる。是れ誰か
俑を作って用うる。面目|機発、人に比するに体を具えて微なり。既に名字の称ありて、....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
なり、美の尤《ゆう》なるは、必ず光気ありて人を動かす、三字ついに後世美人を賦して
俑《よう》と為す〉とあれば飛び切りの代物だ。それから孔父を攻め殺してその妻を奪い....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
まで絞るように慣らしてしまったのですな。徳川氏の対農民政策はその通りですが、その
俑《よう》を作って与えたものは豊臣秀吉なのです。ことに徳川氏は少なくとも城主大名....
「中里介山の『大菩薩峠』」より 著者:三田村鳶魚
き出して以来、その後にめちゃめちゃな剣道、柔道の話が簇出《ぞくしゅつ》した。その
俑《よう》を作ったのは恐るべきことである。 下 今度は一冊飛んで、第....
「古寺巡礼」より 著者:和辻哲郎
なわち天平十二三年以後には、一般民衆までが西方の風を好み、女の服装などは、当時の
俑(土人形)に見ても明らかであるごとく、ほとんどギリシア風に近かった。そうしてこ....
「牡丹灯籠 牡丹灯記」より 著者:田中貢太郎
蓮は、 伏して念う、某、殺青を骨となし、染素を胎と成し墳壟に埋蔵せらる、是れ誰か
俑を作って用うる。面目機発、人に比するに体を具えて微なり。既に名字の称ありて、精....