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「俗解〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

俗解の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
詩の原理」より 著者:萩原朔太郎
芸術」という語の如きも、殆《ほとん》ど子供らしく馬鹿馬鹿しい解釈で、昔から文壇に俗解されてる。この章のついでに於て、簡単に稚愚《ちぐ》の俗見を啓蒙《けいもう》し....
文化学院の設立について」より 著者:与謝野晶子
能力を示すことも勿論結構ですが、両者の間に人格者として優劣の差別があると思うのは俗解であって、各その可能を尽した以上、かれもこれも「完全な個人」として互に自ら安....
辞書」より 著者:折口信夫
しいが、引き方に二つの方法がある。擬古文を書く初歩の人が使う字引きとして、「雅言俗解」「俗言雅訳」といった種類のものがある。いまの語から古い語、あるいは古い語を....
迷信解」より 著者:井上円了
に通じ、三十三は「さんざん」に通じ、四十二は「死に」に通ずるゆえに厄年とするとの俗解あれども、そは信じ難い。つまり永き間の経験にて、人の死するは多く右の年ごろな....