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俗談
「俗談〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
俗談の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「十二支考」より 著者:南方熊楠
れず、二年余釣ってあったとあるは、回祖《マホメット》の鉄棺が中空に懸るてふ欧州の
俗談(ギボン『羅馬帝国衰亡史《デクライン・エンド・フォール・オブ・ゼ・ローマンエ....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
た話は、西洋にもある。ベーリング・グールドの『中世志怪』六章や、クラウストンの『
俗談および稗史《はいし》の移動変遷』二巻一六六頁以下に詳論あり。今大要を受け売り....
「二葉亭四迷の一生」より 著者:内田魯庵
の旧型を根本的に破壊するツモリであっても、日本文で書く以上は日本の在来の文章語や
俗談口語の一と通りを究めねばならなかった。二葉亭は漢学仕込で魏叔子や壮悔堂を愛読....
「俳句の作りよう」より 著者:高浜虚子
かつてある人の言葉に「虚子の俳話は
俗談平話のうちに俳諧の大乗を説くものなり」とあったことは我が意を得た言である。近....