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保定
「保定〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
保定の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「運命」より 著者:幸田露伴
計行われずして已む。 盛庸等、大同の守将|房昭に檄し、兵を引いて紫荊関に入り、
保定の諸県を略し、兵を易州の西水寨に駐め、険に拠りて持久の計を為し、北平を窺わし....
「時の観念とエントロピーならびにプロバビリティ」より 著者:寺田寅彦
ロピーに随伴して来る観念は「温度」である。たとえば簡単な完全ガス体の系では容積を
保定しておけば、エネルギーの増す時にそのエントロピーの増加は「温度」に反比する。....
「三国志」より 著者:吉川英治
※県はどこか」と、たたみかけていう。 「はい、※県の楼桑村(現在・京広線の北京―
保定間)の生れで、今でも母と共に、楼桑村に住んでおります」 「商売は」 「蓆を織....
「三国志」より 著者:吉川英治
を殺害してしまおうとした。 袁尚は、間一髪の危機を辛くものがれて、中山(河北省
保定)方面へ逃げ走った。その時|印綬や旗幟まで捨てて行ったので、曹操の将士からよ....