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信管
「信管〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
信管の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「海野十三敗戦日記」より 著者:海野十三
害を見たと大本営発表があった。これは落下傘をつけたもので、五、六百メートル上空で
信管が働き、爆発する。非常に大きな音を発し、垂直風圧が地上のものに対して働くばか....
「みみずのたはこと」より 著者:徳冨健次郎
一枝を剪って廊下の釣花瓶に活け、蕾付の白菜一株を採って、旅順の記念にもらった砲弾
信管のカラを内筒にした竹の花立に插し、食堂の六畳に飾る。旧臘珍らしく暖だったので....
「レ・ミゼラブル」より 著者:豊島与志雄
、まだ火薬のはいったままの六十|斤《きん》破裂弾がそこから掘り出された。ただその
信管は弾丸と平面にこわれていた。この最後の佇立所において、一人の軽騎兵の鞍《くら....
「空中征服」より 著者:賀川豊彦
まい。会計課へは銀行の女事務員が係ってくれた。教育課には女教員諸君が、庶務には逓
信管理局の女事務員が、衛生課には女医、看護婦の人々がみなそれぞれその部署についた....