修理大夫[語句情報] »
修理大夫
「修理大夫〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
修理大夫の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「碧蹄館の戦」より 著者:菊池寛
様、この大役は立花左近将監宗茂こそ適役である。嘗つて某の父元就四万騎をもって大友
修理大夫|義鎮の三万騎を九州|多々良浜に七度まで打破った時に、この宗茂の父伯耆守....
「渋江抽斎」より 著者:森鴎外
ばしば命を伝えたらしい。然るに当時半井|大和守成美は献ずることを肯ぜず、その子|
修理大夫清雅もまた献ぜず、遂に清雅の子出雲守|広明に至った。 半井氏が初め何の....
「源氏物語」より 著者:紫式部
るのを知ったのである。典侍の古い情人で今も男のほうが離れたがらないという噂のある
修理大夫《しゅりだゆう》であろうと思うと、あの老人にとんでもないふしだらな関係を....
「源氏物語」より 著者:紫式部
って中止のできることでもなかったから儀式その他についての注意を言い置いて、親しい
修理大夫参議《しゅりだゆうさんぎ》である人にすべてを委託して源氏は六条邸を出て御....
「南国太平記」より 著者:直木三十五
計可申心得に候得共、私事六十余歳罷成、其上持病の痔疾差起候節者、致難儀候間、嫡子
修理大夫(斉彬)儀、年齢に罷成候に付、厚申含家督相譲隠居奉願含に御座候、此段御内....
「随筆 新平家」より 著者:吉川英治
卿とも、ただ平大納言ともいわれている。年五十七、八。 〔経盛〕清盛の次弟。参議、
修理大夫。一ノ谷で長男経正、次の経俊、末の敦盛などの三人の男子をみな戦死させて、....