修禅寺物語[語句情報] » 修禅寺物語

「修禅寺物語〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

修禅寺物語の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
綺堂むかし語り」より 著者:岡本綺堂
につくと、あくる日はすぐに指月ヶ岡にのぼって、頼家の墓に参詣した。わたしの戯曲「修禅寺物語」は、十年前の秋、この古い墓のまえに額づいた時に私の頭に湧き出した産物....
生ける人形」より 著者:寺田寅彦
聞く事ができたらさだめておもしろいことであろうと想像される、彼はおそらく左団次の修禅寺物語よりは数層倍多くの暗示と示唆を発見するであろう。かの国の「語りもの」に....
春の修善寺」より 著者:岡本綺堂
につくと、あくる日はすぐに指月ヶ岡にのぼって、頼家の墓に参詣した。わたしの戯曲『修禅寺物語』は、十年前の秋、この古い墓のまえに額ずいた時に私の頭に湧き出した産物....
修禅寺物語」より 著者:岡本綺堂
何とも知れぬ悲哀を感じて悄然と立っていました。その時にふと思い付いたのが、この『修禅寺物語』です。 全体、かの仮面は、名作か凡作か、素人の我々にはちっとも判り....
久保田米斎君の思い出」より 著者:岡本綺堂
明治座で新作が出ると、いつも舞台装置を米斎君に御願いするようになりました。私の『修禅寺物語』『箕輪心中』なんていうものもこの年の作で、いずれも米斎君に御願いした....
明治演劇年表」より 著者:岡本綺堂
としたる外国風の興行法が人気を呼びて、連日満員。 ○五月、明治座にて岡本綺堂作「修禅寺物語」を初演、左団次の夜叉王、好評。 ○五月、帝国劇場にて初めて女優劇を興....
随筆銭形平次」より 著者:野村胡堂
うでもいいように思うのが一般人の常識であろう。 岡本綺堂先生は、その傑作戯曲「修禅寺物語」や「新皿屋敷」だけでも、恐らく文人として不滅であるだろう。だが、我々....