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俳談
「俳談〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
俳談の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「鳴雪自叙伝」より 著者:内藤鳴雪
頃へかけてが、私どもの俳句に熱狂していた盛りである。同人が互に往来して俳句を作り
俳談を闘わすのみならず、例の各派を合した会なども度々催して、その頃は多くが書生で....
「飯田蛇笏」より 著者:芥川竜之介
蛇笏の影響のもとにそう云う句なども製造した。 当時又可笑しかったことには赤木と
俳談を闘わせた次手に、うっかり蛇笏を賞讃したら、赤木は透かさず「君と雖も畢に蛇笏....
「四国遍路日記」より 著者:種田山頭火
夜は高橋さんに連れられて安井さんを訪ねた、あるだけの酒をよばれる、揮毫したり、
俳談したり、絵を観せてもらったりしているうちに、いつしか十時近くなったのでいそい....
「河伯令嬢」より 著者:泉鏡花
迷い、情あるお婆さんに導かれて後、とぼとぼと高畑まで辿り着く。その夜、旅のお侍と
俳談をする処があります。翌日は快晴。しかし昨日、道に迷った難儀に懲りて、宿から、....