俵物[語句情報] » 俵物

「俵物〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

俵物の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
大菩薩峠」より 著者:中里介山
て来た。その取締りのために、水車禁止の別の有力な理由が出て来たのである。その上に俵物はいっさい小関越えをしてはならないということになった――そのとばっちりで、こ....
淪落の青春」より 著者:坂口安吾
。戦災も蒙らないから、洋服でも着物でもあるじゃありませんか。それで米の五十俵や百俵物交することができなきゃ、不思議なようなもんだな。オレにまかして下さい。手数料....
木綿以前の事」より 著者:柳田国男
を長養することになった。そうして彼らの勢力が境を越え、軍陣の往来が盛んになると、俵物の必要はさらに加わってきて、もはや伏見稲荷の御神像のごとく、稲を担いで遠く行....