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俺共
「俺共〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
俺共の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
…」 「エ!」 「今日の暴風《しけ》は只事じゃあございませんぜ、永年海で苦労した
俺共《わっしども》にも見当がつかなかったくれえだから、こりゃ海の神様の祟《たた》....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
で、造作《ぞうさく》と建具の細かいところは、しかるべき相棒《あいぼう》を見つけて
俺共《わっしども》の方で万事気をつけることに致しまして、早速、仕組みにかかること....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
うなもの、一人で出て歩くというは怪《け》しからん」 「それが、なんでございます、
俺共《わっしども》は何の因果か人並みより足が早いんでございますから、講中の衆やな....
「頸の上のアンナ」より 著者:神西清
しみじみ口惜しゅうてならんわ。……嫁に行ったとて何になったな、え? そりゃお前が
俺共の為を思うて嫁ってくれたことはよう知っとるさ。……じゃが」と彼はぶるぶる顫え....