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「倉本〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

倉本の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
忠義」より 著者:芥川竜之介
林右衛門はこう思った。)当主は「家」の前に、犠牲にしなければならない。ことに、板倉本家は、乃祖《だいそ》板倉四郎左衛門|勝重《かつしげ》以来、未嘗《いまだかつて....
三国志」より 著者:吉川英治
一方――老黄忠はわずか五百の部下をつれて未明に漢水を渡り、夜明け頃には、敵の糧倉本部たる北山のふもとへ粛々と迫って、山上の兵気をうかがっていた。 「柵はきびし....
私本太平記」より 著者:吉川英治
けた。 しかし、鎌倉へ飛ばした早馬は、いかに早くても三、四日はかかる。さらに鎌倉本軍が到着するには、なお十余日は見なければならない。まさに、すべては六波羅の後....
随筆 宮本武蔵」より 著者:吉川英治
としては、これが最古のものである。二天記はまた他家へも盛んに伝写されたとみえ、小倉本、異本二天記などという別本もある。小倉には、武蔵の養子宮本伊織が家老をしてい....