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「個数〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

個数の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
旅愁」より 著者:横光利一
間の考え得られる数のすべてと、直線上の点のすべては一対一の対応が出来る。相等しい個数を持っているという、そこのところが、いわば集合論の口みたいなものですよ。」 ....
科学論」より 著者:戸坂潤
質を全く異にしている。真の大量観察は、事象の個々の場合々々を、或る相当の回数乃至個数に至るまで、同時的に或いは時間的に、一つずつ反覆するに及んで、その平均分布を....
現代哲学講話」より 著者:戸坂潤
ものなのだが、そうすれば問題は大量観察し(同時的に又時間的に)、或る相当な回数・個数に至ってその平均的分布を求め、そして初めて大量観察を結果するのが、本当の統計....
獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
お得意の小包作りに紙がありません、売らないのよ。咲は紙やのかみさんに、局が受つけ個数制限していて朝でもう〆切りですよ、と云われたそうですが、さほどではないようで....
話の種」より 著者:寺田寅彦
なわち昨年の暮におけると、電話機の数も電線の延長もザット倍になっている。すなわち個数の三百八十万弱が七百十万余になり、電線の三百万マイル足らずが六百万余になって....
血曼陀羅紙帳武士」より 著者:国枝史郎
、それが、ひそかな音を立てて、あちこちへ移動っていた。小鳥の脚の影らしい。また二個数が増した。もう一羽、紙帳へ停まったらしい。四個の小鳥の脚の影は、やがて紛合っ....
周防石城山神籠石探検記」より 著者:喜田貞吉
姥より借り受くるを例としたり。而して之を借り受くるには、紙片に借り受けたき器具名個数等を記し置けば、穴の外に出しあり。之を返済する時も、穴の傍まで持ち行くを例と....