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個食
「個食〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
個食の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「みみずのたはこと」より 著者:徳冨健次郎
ある。透明、不透明、不透明の核をもった半透明のもある。主人は二つ食った。妻は五六
個食った。歯が痛い程冷たい。
座敷の縁は川になった。母屋の畳は湿る程吹き込んだ....
「ソヴェト労働者の解放された生活」より 著者:宮本百合子
ではソヴェト同盟の勤労者の一人が一年に食う卵の数は九〇個ばかりだ。それが百五十五
個食えるようになる。 肉類は四十九キログラムだったのが、六十二キログラムになる....
「獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
なにも案ずるに及ばず。養生専一に」と、云って来て居ります。六年の間に餅菓子を一万
個食った男と、ざれうたがあります。年のうちには又かきますが。明日は図書館です。ま....
「女心の強ければ」より 著者:豊島与志雄
るいは柿沼の食膳にも出すだろうかと、長谷川はしきりに推測してみた。あの晩たしか幾
個食べたから、まだ幾個残ってるはずだ……。 自分で気がついてみると、これは滑稽....