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候べく候
「候べく候〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
候べく候の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「学生と先哲」より 著者:倉田百三
候ひぬる御志、申すばかりなく候へば、いづくにて死に候とも、墓をば身延の沢にせさせ
候べく候。又栗毛の御馬はあまりにおもしろく覚え候程に、いつまでも失ふまじく候。常....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
この世は夢のごとくに候 尊氏に 道心 給ばせ給い候て 後生たすけさせたばせ給い
候べく候 とくと 遁世いたしたく候 道心 給ばせ給わるべく候 今生の 果報に....
「随筆 私本太平記」より 著者:吉川英治
くに候(中略)猶々、とくと遁世いたしたく候、今生の果報にかへて、後生たすけさせ給
候べく候、今生の果報をば、直義(弟)にたばせ給候て、直義あんおんにまもらせ給候べ....