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「借字〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

借字の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
十二支考」より 著者:南方熊楠
生まる、またいう近江の田原を領せり)、藤原氏の太郎だった故、田原藤太といいしを、借字して俵と書くようになって、俵の字を解かんとて竜宮入りの譚を誰かが作り出したで....
間人考」より 著者:喜田貞吉
間人は波志毘登と訓むべし。(ハシウドと刻むは後のくづれたる音便なり。)「間」は借字にて、(物の間を波志と云ふこと例多し)土師人のよしなり。(土師は波爾志なるを....
「エタ」名義考」より 著者:喜田貞吉
の取り換えを依頼した事があった。 「穢多」の文字はもとより単に発音をあらわす為の借字で、「※嚢抄」の著者や、後の「和漢三才図会」の著者等の考えた様に、その文字に....